製品
経験と革新

X Shift Gearboxes の創業者である František Macho は、レーシングミッションの開発・製造を専門とするチェコの起業家であり、機械工学のエキスパートです。1999年にレースの世界に参入し、品質、シフトスピード、耐久性、信頼性に対する高い要求を満たすレーシングカー用トランスミッションとデフの設計・製造を始めました。

2002年には KAPS Transmissions を共同設立し、同社はレーシングトランスミッションの主要メーカーとしての地位を確立しました。2012年には CNC MACHO Ltd. を設立し、KAPS 向けに Subaru、Mitsubishi、Porsche、Nissan のトランスミッションの製造に注力しました。パートナーとの意見の相違を経て、2018年に自らのブランド X Shift Gearboxes で事業を続けることを決意しました。同社は Subaru、Mitsubishi、Porsche、Toyota をはじめとするさまざまな自動車ブランド向けのシーケンシャルミッションとアクセサリーの開発・製造を専門としています。

彼の専門知識、経験、そして努力により、X Shift Gearboxes は世界中のレーサーに使用されるレーシングミッションの主要メーカーとしての地位を確立しました。同社は、進化し続ける現代のモータースポーツの要求に応えるため、継続的な開発と革新に注力しています。現在、自社の開発センター、生産工場、組立工場、倉庫、オフィスを構えています。

設備

X Shift Gearboxes は多数の最新 CNC 工作機械と汎用工作機械を保有しており、高精度で理想的な製造環境を実現しています。

  • 5軸 CNC フライス盤(3台)
  • 4軸 CNC フライス盤(3台)
  • ワイヤー放電加工機(2台)
  • CNC 旋盤(3台)
  • CNC 3次元座標測定機(1台)
  • ホブ盤(2台)
  • 平面研削盤(1台)
  • 円筒研削盤(1台)
  • バレル研磨機(1台)
  • 金属硬度試験機(1台)
  • 金属切断機(2台)
品質管理

製品の最高品質を実現するため、詳細な検査を行っています。検査工程の一部は次のとおりです:

  • 表面亀裂の検出
  • 歯形検査 – Klingelnberg P100
  • 歯の硬度
  • 有効硬化層深さ
  • 硬化層の金属組織
  • 熱処理工程の記録

複雑な形状を解析するため、 Mitutoyo 製の専用 CNC 3次元座標測定機 を使用しており、部品の最も重要な形状をマイクロメートル単位の精度でスキャンできます。

素材

弊社のトランスミッションに使用する素材は、すべて定評ある金属・アルミのサプライヤーから調達しています。

スチール部品 は、最も厳格な技術要件と規格に従って焼入れした改良鋼で作られています。

アルミ部品 には、重量を非常に低く抑えつつ優れた強度特性を発揮できる、最高品質の航空機グレードのアルミを使用しています。

 

 

熱処理

熱処理は、素材に必要な機械的特性を与える、製造工程の中でも非常に重要な工程です。

部品の物理的、化学的、冶金的特性を変えることで、 機能を最適化し、部品の寿命を延ばすことさえできます。さまざまな熱処理方法により、表面と芯部の両方の硬度を高め、被削性を向上させ、延性と強度を高め、歪みを最小限に抑え、摩耗を減らすことができます。

熱処理工程には部品全体を対象とするものもあれば、ギアの歯など部品の特定の部分を対象とするものもあります。そのため、ギアの用途に応じた要件によって、異なる種類の熱処理が用いられます。

熱処理の管理

熱処理工程の重要な部分が、磁粉探傷検査(MPI)による部品の検査です。MPI は、強磁性材料の表面および表面近くの欠陥を検出する非破壊検査法です。部品に磁場をかけた後、磁性粉(鉄粉)を振りかけると、不連続部で磁場が漏れる箇所に粉が集まり、欠陥が見えるようになります。

表面仕上げ

弊社では REM アイソトロピック超仕上げと呼ばれる特殊な方法を採用しており、均一な表面粗さを実現します。化学的処理と機械的処理を組み合わせることで、機械加工で残った不完全な部分を取り除きます。

  • 摩擦の低減
  • ミッション部品の長寿命化
  • 作動温度の低下
  • 効率の向上
  • 潤滑要件の低減
  • 金属摩耗粉の低減
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